学生の方はもちろん社会人の方、漢字を読み書きすることが出来なくて恥ずかしい経験をされたことはありますか?

やべぇ…この漢字わからん…書けないし、読めない…
学生の方はテストで漢字問題は出題されますし、社会人の方はビジネスの場において、漢字を読んだり書いたりとどちらも避けては通れない道でしょう。
漢検2級を取得することによりどのようなスキルを身に付けることができるのか、また就職活動や転職活動に有利に働くのか?
私の経験談を踏まえて且つ最短で1発合格する方法をシェアしていきたいと思います。
目次
なぜ漢検2級を取得したいのか?
まず、受ける目的を決めてください。
ご自身がなぜ漢検2級を受験するのか?
漢検は1級〜10級があります。(10級は小学生レベルですが)
私が漢検2級を受けた理由は、
「難しい漢字を読めるようになれば文章の読解力が上がり、スラスラ情報が入ってるくるんじゃね?でも、最短で1発合格したい。」
本当安易な理由でした(笑)
準2級と2級では大きくレベルも異なり、準2級は高校在学程度、2級は高校卒業・大学在学程度でしたので、当時大学入りたてだった私は漢検2級を選んだわけです。
上述した、受験する目的を決めないと最短で且つ1発で合格するのは厳しいでしょう。
必ず設定してください。
漢検2級の出題範囲は?
級によって出題が異なります。
2級の出題問題は、
・読み 配点30点
・書き取り 配点50点
・塾語の構成 配点20点
・対義語+類義語 配点20点
・誤字訂正 配点10点
・四字熟語 配点10点
・同音+同訓異字 配点20点
・送り仮名 配点10点
・部首 配点10点
そうなんです。
意外に出題範囲が広いのです。
200点満点中、およそ160点をとれば合格になるので、決して簡単に合格できるわけではありません。
漢検2級の合格率は?
合格率はおよそ20%!!
受験者が毎年5万人くらいいる中で、合格している方は1万人くらい。
高校卒業・大学在学レベルですが、油断はできませんね。
効率的な勉強を行い、1発で合格しましょう。
漢検2級を制するに効率的な勉強方法
漢検2級を合格するのに必要な学習時間はおよそ60〜80時間。
1日2時間学習時間を確保できれば合格に近づくことができます。
学習時間が確保できたら、過去問題集を手に入れてください。
できれば、漢検が監修で出版しているものがオススメ。
最初は全く解けなくても大丈夫なので、とりあえず1周終わらせてください。
漢字は書かないと覚えれませんので、間違った問題は必ずノートを用意して殴り書きしていきましょう。
※間違った漢字・よみに関しては都度問題集にチェックを付けてください。
問題を解く→間違った部分をノートに殴り書き(覚えるまで)→間違った部分を過去問題集にチェックを付ける→繰り返し
このフローを徹底してくださいね。
より記憶に定着しやすい方法として、昼か夜に上記フローを行い、朝の起床後に間違った問題を再度解いて殴り書きを行えばいいですよ。
1周目が終わったら、2周目に突入してください。
2周目は1周目に比べ頭に入っていますので、割とスラスラ解けると思います。
もちろん、間違った部分はフローを繰り返してくださいね。
1冊の過去問題集は最大でも3周は終わらせてください。
漢検2級の対象漢字は約2,100文字。
どれだけ対象漢字をインプットできるかが、勝負となります。
ちなみに私が合格までに使った教材2冊を紹介しておきますね。
配点を意識しよう!
上に載せていますが、問題によって配点が変わってきます。
・読み 配点30点
・書き取り 配点50点
・塾語の構成 配点20点
・対義語、類義語 配点20点
・誤字訂正 配点10点
・四字熟語読み 配点10点
・四字熟語書き取り 配点20点
・同音、同訓異字 配点20点
・部首 配点10点
・送り仮名 配点10点
書き取りと読みの配点が高いので、ここは優先的に学習をおこないましょう。
普通に学習を行えば、10点問題は簡単に解くことは可能ですが、付け焼き刃でいくなら50点・30点・20点を集中的に学習を行えば合格ラインを狙えるでしょう。
ですので、10点問題は今ある知識程度で臨めばOKです。
気をつけたいこと
漢検試験は60分と決して長いわけではありません。
各問題を戦略的に行えば余裕をもった受験ができます。
限られた時間の中で特に注意しておきたいのが、止め・払いなどがしっかり行えているか。
ここはかなり重要視されますので、試験時間最後の5分〜10分の間で確認しておかなければなりません。
急いだあまり止め・払いなどがしっかり書けてなかったらもったいないですよね。
ですので、必ず各問題は自分の中で時間を決めて、解けなければ次にいくみたいな戦略を練った上で試験に臨みましよう。
筆者が漢検試験を受けてみた感想
うる覚えで申し訳ないのですが、私が受けた年度は受験者が5万人ほどいて、合格者が1万人ほどでした。
不合格者が4万人ほどいるので、前述した合格率が20%ほどは合っていますね。
当時の私は、勉強に費やした時間は1ヶ月で、効率的な勉強を行い試験に臨みました。
試験に臨んだ結果、試験時間60分ある中で、10分時間を余らせれましたので、余裕を持った解答の見直しを行えました。
漢検2級教材を2冊使って勉強を行なっていましたので、試験問題もスラスラ解答できていたのが印象です。
ただし!!
何度も言いますが、試験時間は60分しかないので、体調管理は必ず行なってくださいね。
途中トイレ離席してしまうと時間ロスになりますので。
私は試験前にトイレを済ませていませんでしたので、開始20分で尿意が近くなりかなり悶え苦しんでいました(笑)みなさんはこうならないように(笑)
しっかり勉強時間を確保して、しっかり復習を行えば難なく試験に臨めますので自信をもってみなさまには受験をしていただけたらと思います。
漢検2級は就職活動や転職活動に有利に働く?
これはあくまで私の持論なので、参考になるかわかりませんが。
私は就職活動で20社近く面接を受け、その際会社側に履歴書を渡すわけですが・・
「漢検2級持ってるの!?凄いね!!」みたいな反応はせいぜい2社ぐらいでした(笑)
2社中1社は内定をいただきましたが、漢検資格を持っているから内定に繋がったとは到底思っておりません。
面接は、自分を売る場ですから、漢検をもっているから内定を出す!みたいな安直な会社は存在しないです。会社はあなたがどういった人物なのか?をみています。
「なんや、じゃあ漢検受ける意味ないやん!」と思った方もいらっしゃいますが、
社会人になれば、漢字が読めない書けないでは恥ずかしいです。
自分のレベルを高めたい!!という方は絶対に受けるべきだと思いますよ。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
漢検2級を1発合格する方法。
漢字は日本にいる限り、日常的に使いますので、必ず学習したい分野です。
私の周りでも簡単な漢字が書けない人がたくさんいます。書けないより書けた方が、相手に知的な印象を与えるし「この人はちゃんと漢字書ける人だな!」って思われた方がいいですね。
試験に合格して、自身のスキルアップに繋げるのもよし、もともと漢字に自信がある人は力試しで受けてみるのもよし。
受験して絶対に損はないと思いますので、オススメさせていただきます。
みなさんが合格することを心より祈っています。
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